原発性多汗症
脇汗で悩んでいませんか?
当院では原発性多汗症の治療を行っています
① 対象となる方
- 原発性多汗症の方
下の症状が当てはまる方はご相談ください。
原発性腋窩多汗症とは、汗の量が多くなる原因となる病気や障害がないのにもかかわらず、多量のわき汗に悩まされる疾患です。
シャツに汗染みができるなど、日常生活に支障をきたすほど多量の腋窩(わき)の汗が、明らかな原因がないまま6ヶ月以上みられ、以下の6症状のうち2項目以上当てはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断しています。
原発性腋窩多汗症の判断基準
- 最初に症状が出るのが25歳以下であること
- 左右両方で同じように発汗が見られること
- 睡眠中は発汗が止まっていること
- 1週間に1回以上多汗の症状がでること
- 家族にも同じ疾患の患者さんがいること
- わき汗によって日常生活に支障をきたすこと
② 治療法
- 当院では塗り薬による治療を行うことができます。
- 効果や使用方法はクリニック、薬局にてお伝えします。
主な治療法には、塗り薬、注射薬、手術などがあります。
原発性腋窩多汗症の主な治療法
塗り薬 | 汗を出す指令をブロックする働きのあるエクロックⓇゲルを、わきに塗布します。 |
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わきの出口を塞ぐ働きのある塩化アルミニウム製剤を、わきに塗布します。 | |
注射薬 | 汗を出す指令を伝える神経に作用するA型ボツリヌス毒素を、わきに注射します。 |
手術 | 汗を出す指令を伝える神経を切断します。 |
その他 | 神経ブロック、レーザー療法、内服療法、精神(心理)療法が、上記の治療と一緒に用いられることがあります。 |
③ 注意点
- アルコールアレルギーの方は使用できません
- 匂いの改善はありません
- 目に付着すると副作用が起こります