喫煙のリスク
タバコの煙には多くの有毒物質が含まれており、人体に様々な悪影響を与えます。
タバコを長期に吸い続けると、男性では約8年、女性では約10年寿命が短くなるといわれています。
喫煙による悪影響
- がん(喉頭癌、食道癌、肺癌、肝臓・胆管癌、膵臓癌、尿路癌など)
- 脳卒中(脳梗塞、脳出血など)
- 冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症など)
- 肺気腫、喘息
- 糖尿病
- 妊娠周産期の異常(流産、早産、死産、低出生体重児)
など多くの疾患の原因、リスクになります。
禁煙の効果
35〜40歳で禁煙すれば喫煙前の寿命を取り戻すことができ、50歳で禁煙しても6年、60歳なら3年程度寿命を延ばすことができるといわれています。
禁煙数ヶ月で咳・痰・息切れが減少し、1年で冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)のリスクが半分程度まで減少。5年で脳卒中(脳梗塞、脳出血)リスクが非喫煙者と同程度になり、10年で肺癌リスクが半分程度まで減少(その他の癌のリスクも低下する)。15年で冠動脈疾患のリスクが非喫煙者と同程度まで改善するといわれています。
禁煙には多くのメリットがあり、禁煙に興味がある方は一度ご相談ください。