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甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺ホルモンが通常よりも産生・分泌されることで、血液の中の甲状腺ホルモンの量が過剰になってしまう病気のことです。

症状

動悸、手指の震え、体重減少、発汗など

原因

原因として最も多いのは、甲状腺を攻撃する抗体が作られ甲状腺を刺激し続けるためホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病によるものです。その他甲状腺が炎症によって破壊されることによるものなど様々な原因があります。

診断

その上で、血液中の甲状腺ホルモンや周辺の抗体の測定を行います。また超音波検査では甲状腺の腫れと血流量の増加を確認できます。

治療

甲状腺ホルモンの産生を抑えるための薬を開始します。
2ヶ月目までは2週間毎に受診いただき細かくホルモンの値を確認していきます。
内服治療で寛解(病気が完全に治る)の状態となれば薬を止めることができます。寛解率はバセドウ病で30-40%とされています。

動悸や頻脈などその他の症状に対しては症状を抑える薬を別で使用します。

薬剤で症状が改善しない場合は手術や放射線治療のため高次病院へご紹介します。

バセドウ病眼症とは

バセドウ病によって眼の周りの組織に炎症が起き、それによって眼が突出してくる病気です。眼球突出に加えて、眼の充血等が認められますが、視力低下・色覚異常がある場合は緊急で治療が必要になります。症状早期の治療が効果的のため早めの眼科受診が必要です。

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