メニュー

甲状腺機能低下症(橋本病)

甲状腺ホルモンの産生・分泌が低下することで、血液の中の甲状腺ホルモンの量が少なくなってしまう病気のことです。

症状

便秘・浮腫・体重増加・冷え性など

原因

原因として最も多いのは、甲状腺を攻撃する抗体が作られ甲状腺に炎症が生じることによって甲状腺が壊れていく橋本病によるものです。脳の病気が原因で甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまうこともあります。

診断

まずはヨウ素(海藻の摂取・イソジンの使いすぎなど)を過剰に摂取していないか確認します。

その上で、血液中の甲状腺ホルモンや周辺の抗体の測定を行います。また超音波検査では甲状腺内部に炎症を確認できます。採血にて脳の病気が疑われる場合は画像検査等が必要になります。

治療薬が心臓に影響を及ぼす可能性があるため必要と考えられる場合は心臓超音波検査を実施します。

治療

  1. ヨウ素の過剰な摂取があった場合は中止して1ヶ月後に確認します
  2. 甲状腺ホルモンを増やすための薬を開始します。
    1ヶ月目までは2週間毎に受診いただき細かくホルモンの値を確認していきます。
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME