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逆流性食道炎(胃食道逆流症)

胃の中の胃酸が食道へ逆流する病気です。胃酸の逆流によって食道の粘膜が炎症を起こして、ただれたり潰瘍ができたりします。

症状

胸やけ・胃もたれ・酸っぱいものや苦いものが喉元まで上がってくる(呑酸)・ゲップが増えるなどの症状がみられます。日本人にはやや少ないですが、慢性的な咳の原因になることもあります。

原因

食道と胃の間には下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)があり、これにより胃酸の逆流は予防されていますが、加齢によってここが緩くなったり、食道の方へ胃が出てしまったり(食道裂孔ヘルニア)すると胃酸が食道へ逆流してしまいます。

また、肥満・便秘・妊娠によって腸管の圧が上昇すると胃酸が逆流する原因になります。

検査

内視鏡検査

当院では行っておりません

P P Iテスト

胸焼け症状のある方で病気を疑うサイン(40歳以上、癌や潰瘍の既往、ロキソニンなどの鎮痛薬の服用、癌の家族歴、6ヶ月以内の体重減少・貧血)が認められない場合は胃薬を1-2週間使用して胸焼け症状の変化を見ることも行っています
PP Iテストにて症状が改善した場合も食道の状態確認のため内視鏡検査をお勧めしています。

治療

食事療法

肥満・脂肪の多い食事のコントロール・便秘の改善を行います
当院の栄養指導を受けていただくのがおすすめです。

薬剤

食事療法に併用して胃薬の内服を行います。一定期間内服した後は中止して経過を確認します。(内視鏡検査を行うこともあります)

難治性の場合

薬剤の変更や、追加投与を行います。内視鏡検査が必要です。

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